卵巣過剰刺激症候群(OHSS)とは?

症 状


・腹部膨満感
・呼吸困難(胸水の貯留)
・乏尿


病 態


1.hMG製剤(FSH様作用)or FSH製剤投与

2.多数の卵胞が発育し、卵巣が腫大する

 

 

3. hCG製剤(LH様作用)投与

4. 血管透過性の亢進

腹水による膨満感(腹水と卵巣腫大で卵巣捻転が生じやすくなる)
胸水の貯留による呼吸困難
腎血流量低下による乏尿
血液濃縮による血栓症


鍼灸治療の卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に対するアプローチ

鍼灸治療ではお腹に溜まった腹水を体外に排出させて卵巣の炎症を抑える目的で行います。

下腹部の卵巣点と股関節中央に治療します。

必要なら自律神経の治療も加えます。