卵巣過剰刺激症候群(OHSS)とは?

症 状


・腹部膨満感
・呼吸困難(胸水の貯留)
・乏尿


病 態


hMG製剤(FSH様作用)or FSH製剤投与

2  多数の卵胞が発育し、卵巣が腫大する

 

3 hCG製剤(LH様作用)投与

4 血管透過性の亢進

腹水による膨満感(腹水と卵巣腫大で卵巣捻転が生じやすくなる)
胸水の貯留による呼吸困難
腎血流量低下による乏尿
血液濃縮による血栓症

 

鍼灸治療の卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に対するアプローチ

鍼灸治療ではお腹に溜まった腹水を体外に排出させて卵巣の炎症を抑える目的で行います。

下腹部の卵巣点と股関節中央に痛みスケール(注1)2~3の弱刺激で治療します。




(注1)
痛みスケールとは鍼の刺激の度合いを数値化して患者さんに答えてもらうものです。
鍼灸治療の極意は適切なツボに適切な刺激を与えることにあります。
刺激の感じ方は患者さんそれぞれで違いますので痛みの度合いを聞きながら適切な鍼刺激を与えることが重要となるのです。

1.弱い
2.やや弱い
3.丁度良い
4.やや強い
5.強い

以上の5つの刺激の度合いを患者さんに答えて頂き、鍼の太さ、深さ、本数を決めていくのです。