3 .鍼灸師の腕の差はものすごいある!!

鍼治療は東洋医学の中で最強の治療という事が分かって頂けたかと思います。

ここで鍼治療の中でも治療家によって大きな腕の差があることも理解して頂きたいのです。

よく皆さんに鍼治療って効きますねとおほめの言葉を頂きますが、私はいつもこう答えています。
「鍼が病気を直すのではなく、鍼を使って我々治療家が病気を直しているのです。」と。

西洋医学では薬の効果である程度はどんな医師でも一定の効果はでるのですが、鍼灸は薬を使っているわけでも、手術しているわけでもないので鍼を打つ技術一本で勝負しているのです。

鍼灸師の免許があればだれでも同じ効果を出せるわけではなく、患者さんの症状に合わせて 鍼の太さ、長さ、治療時間を自在に操らなければならないのです。

鍼治療で使用するツボ(経穴)は老廃物が溜まりやすい箇所だと説明致しました。
重症でどこへ行っても治らないと悩んでいる患者さんはツボに溜まった老廃物が深い位置に溜まり、硬くなり、量が多いために治らないのです。

これには相応の刺激がないと老廃物は流れてくれませんので指圧整体などの手技では体表の筋肉にしか刺激が届きませんので深い位置にまでは絶対に届きません。

鍼灸治療も細い鍼や短い鍼だと刺激が到達しないのです。
若手や経験値が浅い治療かですと細くて短い鍼しか打てませんので軽症者しか直せないのです。

アキュレの鍼治療は日本でもトップクラスの多く種類の鍼を使用します。
実はその事自体が多くの難病を治すことに繋がるのです。

老廃物が溜まっている位置が深ければ長い鍼を
老廃物が固くなっていれば太い鍼を
量が多ければ回数を重ねなければ治らないのです。

ツボに溜まっている老廃物の位置や量はレントゲンや血液検査では分からないのです。
文字通りやってみないと分かりません。

しかし刺激が足りないと何度治療をしても改善しないのです。
この深くて固くなったコリを治すのが鍼治療であり、とりわけ患者さんのツボの状態に合わせた鍼を打つことが重要なのです。


2020年08月26日