アトピーを正しく理解しよう

アトピーは何故痒くなる？

アトピー性皮膚炎はなかなか治りにくい疾患ですが、しっかりとその原因を把握すれば治る病気でもあるのです。

そのためにはまずアトピー性皮膚炎とはどのような病気かを理解して頂くことが大変重要になってきます。

アトピーは病気ではなく、異常に代謝が悪い体質なのです。

アトピー性皮膚炎は病気ではなく、ただ単に異常に代謝が悪く、本来尿として体外に排出される老廃物が排出されずに筋肉や皮膚直下に溜まってしまうのです。

老廃物は体内に留まっていると病気になってしまうので仕方なく、皮膚から出ようとするのです。

その結果皮膚からリンパ液が出てきたり、逆にターンオーバーがうまくできないので皮膚がカサカサになったりとします。

その時に一緒に痒くなるのですが、痒み自体は老廃物を体外に出したい時に起こるものなのです。

経験した方も多いと思いますが掻きすぎて皮膚から血が出ると痒みが無くなるのです。

これは血液と一緒に老廃物が外に出たことによるものなのです。

まず代謝を知ろう！！

アトピー性皮膚炎を知るにはまず代謝を知る必要があるのです。

人間が生命体として生きるということはどういうことでしょうか？

人間は食べ物を食べて酸素を吸い、体の栄養分にしたり、生命活動のエネルギーとしています。　

この過程の中で出てきた老廃物を体外に排出しているのです。

酸素は二酸化炭素になり呼吸で排出します。　

飲食物は大便や小便となって排出されるです。

これを代謝と言っています。

この一連の流れが全てうまくいっていれば理論上は病気はしないのです。

アトピーは異常に代謝が悪いのです。

ところがアトピー性皮膚炎の患者さんは代謝が異常に悪くて老廃物が体外に排出されにくく、徐々に体内に溜まってしまうのです。

老廃物が筋肉中に溜まってしまい固くなる現象をコリと呼んでいます。　

老廃物が筋肉中に溜まっているだけなら、コリだけですので肩がこった、腰が痛いだけの認識で済むのですが、筋肉中に多く溜まってしまいますと今度は筋肉の外ににじみ出てしまうのです。

筋肉の外に出てしまった老廃物は今度は皮下組織に溜まってしまい、浮腫みとなって体内に居座り続けるのです。

しかし老廃物は体外に排出されないと癌などの病気になってしまいますので仕方なく皮膚から出ていこうとするのです。

このときに皮膚はヒスタミンの影響でものすごく痒くなってしまうのです。

これがアトピー性皮膚炎の正体です。

痒みで皮膚を掻いて出血した後にスッキリした体験をした方も多いのではないでしょうか？

皮膚は最終的な排泄器官ですので小便などで体外に排出されない場合は皮膚から出ようとするのです。

アトピーを直す決め手は代謝を上げる事！！

アトピー性皮膚炎を直す決め手は代謝を上げて体内に溜まった老廃物を速やかに体外に排出する事に尽きるのです。

ただし、現在皮下組織に溜まってしまっている老廃物は自力では流せません。

それはアトピーの発症経歴が長いほど筋肉組織の奥深くに老廃物が溜まってしまうからです。

深い位置に溜まった老廃物は指圧や温熱療法などでも排出されません。

鍼治療のみ深い位置への刺激が可能ですので惟一の効果的な治療方法なのです。

現在溜まってしまった老廃物を鍼で除去しながら代謝を上げて老廃物が溜まりにくい身体に体質を変えるのです。

そうすれば痒みのない奇麗なお肌で楽しい人生を送れるのです。