治 療 の 流 れ


まずは顔面神経の出口の圧迫を解消せよ!


顔面神経麻痺は顎の後ろにある脳からの顔面神経の出口である 茎乳突孔付近にある筋肉の硬結を除去することが一番の近道です。

茎乳突孔付近の胸鎖乳突筋が固くなってしまい、 顔面神経を圧迫して麻痺を起させる事になるのです。

胸鎖乳突筋とは首を支える最大の筋肉であり、鎖骨から耳の後ろの骨まで付く筋肉です。

丁度、顎と胸鎖乳突筋の境目から顔面神経は出てきますのでこの部分は食いしばりや、首コリが原因で固くなってしまうのです。

この部分をまず鍼で緩めてからでないと顔の麻痺の場所だけに捉われていますとなかなか改善しないのです





次に麻痺した顔の筋肉のコリをほぐせ


第一段階で顔面神経の出口の治療をしましたら、次は顔の麻痺した部分の治療です。

麻痺は顔面神経に沿って出ますので、対象の顔の筋肉の硬結を取るのです。

顔面神経麻痺の受傷直後は腫れていたりしますので軽い刺激しかできませんが、長期間麻痺している患者さんには強い鍼刺激が必要となってくるのです。



・硬結が表れやすい箇所


・顔面神経麻痺の治療点

鍼治療は患者さんに合わせた治療


顔面神経麻痺はその症状の度合い、初期なのか?慢性化しているのか?で使用する鍼が大きく変わってくるのです。

私が常日頃言っているように的確な刺激を加えなければならないのです。

その為、細い鍼を使用する場合もありますし、中国鍼のような太い鍼も使用する場合もあるのです。

刺激の度合いは都度患者さんと話し合いながら決めていきますので安心して治療が受けられます。

顔の鍼は怖いと思うかもしれませんが、麻痺している時はほぼ感じない場合が多いです。

逆に鍼の痛みが感じてきたら麻痺が治ってきていると思ってください。

最初はうつ伏せになって顔面神経の出口の治療をしてから、仰向けになってお顔の麻痺の治療をしますので90分以上は時間の余裕を持ってきてください。