幹細胞培養液とは?
幹細胞とは?
人間の体は60兆個もの細胞で構成され、その一つひとつが役割を持っています。
幹細胞とは、これらの細胞が役割を持つ前の元となる細胞。
最先端の再生医療ではこの幹細胞から臓器や皮膚などを再生する事が現実となってきました。

幹細胞培養液とは?
幹細胞を培養させると幹細胞は培養液中の養分を使い分裂に必要なグロスファクター(成長因子)を分泌しながら分裂します。
幹細胞培養液には、その分裂の際に分泌された幹細胞の栄養素となるグロスファクター(成長因子)が豊富に含まれています。
グロスファクターには様々な役割がありますが頭皮の環境改善に役立つグロスファクターが多く含まれているのです。

眠る細胞を呼び起こすグロスファクターの力
もともと体に存在する幹細胞ですが、年齢や生活習慣により衰えていきます。
全ての細胞の出発点になる幹細胞に必要なグロスファクター(成長因子)を届ける事で髪・頭皮・お肌を元から活性化させていきます。
髪の活性に必要な主成分として、EGF、TGF-β、TGF-α、IGF-1、PDGF、VEGFなどがあり、さらに皮膚の活性にはFGFが必要となります。
これらは全てグロスファクター(成長因子)と呼ばれ、様々な細胞に命令や活性を与える力を持っています。
主要成分
■EGF
上皮細胞成長因子。
新しい皮膚細胞を創る事でシワや傷口を回復させる。
■TGF-β
トランスフォーミング成長因子。
肌のテクスチャーを改善することで、老化や傷跡を防ぐ。
■TGF-α
トランスフォーミング成長因子。
肌の構造を強化する事で弾力性を増しシワの防止・改善をする。
■IGF-1
インスリン様成長因子。
弾力・保湿を増す。
脂肪を燃焼させる。毛根を刺激して毛髪を強くする。
■PDGF
血小板由来成長因子。
コラーゲンの合成や損傷を受けた皮膚細胞の再生を促進する。
毛包幹細胞の分裂を促進する。
■VEGE
血管内皮細胞成長因子。
血管新生を促進して毛母細胞や肌に栄養を運ぶ。
■FGF
繊維芽細胞成長因子。
真皮幹細胞に繊維芽細胞の増殖を促す。
作られた幹細胞液は即座に瞬間冷凍してそのまま当院まで輸送されてきます。
幹細胞培養液はその活性を保つために冷凍保存されて輸送されます。
他にも幹細胞培養液含有をうたっている製品もあるのですが防腐剤処理などが施されており、生の培養液よりは活性を失っているのです。
当院では頭皮に塗布する直前に解凍しますので活性が最大限生かされた状態で毛根に培養液を届けることが出来るのです・
