症例50

N.Y様 27歳 ご主人28歳 当院通院歴三か月


患者さんより

「今日で生理予定日+4日目で
基礎体温は37,0から36.75をウロウロしており、不安すぎて測るのをやめてしまいました。
一応妊娠検査薬はフライングになりますが、陽性になりました。
このまま出血がなければ来週辺りに、初診に行こうかなと思っています。」

「双子でした!
心配は沢山ありますが
まずは喜んで淡々とこなします!」

妊活状況


結婚後すぐに妊娠を望むもなかなか出来なくて来院。
生理周期が30~60日とめちゃくちゃでしたのでまずは生理周期を整える自律神経の
治療とお腹に汚血が溜まっていましたので汚血除去の治療を開始。
何度か失敗の後無事に自然妊娠してくれました。


院長より

毎回、毎回不安でしょうがなかった患者さんでした。
若いし、病院で異常なしとの判断でしたので絶対大丈夫だと思っていたのですが、本人の不安とストレスがひどかったので治療よりカウンセリングで気持ちを落ち着かせるのが最優先でした。

20代の女性は周りの女性が次々と妊娠していく中で自分だけが取り残されたような焦燥感が募る場合が多いのです。
私は常々20代から30前半までの女性に伝えていますが、必ず妊娠するから絶対に焦らないでくれと、焦ると脳へのプレッシャーがかかり、かえって妊娠しにくくなりますよと。

スマホも禁止、余計は情報はカットして淡々と日々を過ごしてくれと。

この女性もさんざん不安とストレスを口にしていましたが終わってみれば三か月で自然妊娠でした。
いかに執着がいけないかが改めて認識させられた症例でした。

 

2022年09月02日