鍼灸治療を科学する
東洋医学を科学するをテーマにこのホームページを立ち上げました。
東洋医学は科学で説明できるのです。
現代の西洋医学とのコラボレーションで多くの苦しんでいる患者さんを救うことが出来るのです。
そのためにはまず東洋医学を科学的に理解することが重要と考え、特に解剖学の領域からツボとの関連性、各種の症状についての治療方法を解説していきたいと思っています。
様々な身体的、精神的な症状でお悩みの患者さんの一助となれば幸いです。
経絡 つぼ
東洋医学でいうところのツボは経穴(けいけつ)と言います。
この経穴が並んだ道筋を経絡(けいらく)と呼んで整理しています。
この経絡には基本的に14の基本的な経絡があります。
経絡と経穴が解剖学的にどのような位置に存在して血管や神経に影響を及ぼしているのかを考察していきたいと思います人間の体には主に14の経絡が走っていると思ってください。
当時の中国人が人体の中に流れるエネルギーを”気”として表し、その流れを経絡と称したのです。
そして経絡の流れの中にポイントとなる箇所を経穴(ツボ)として表現したのです。
人体に流れる基本14経絡
1.肺経
2.大腸経
3.胃経
4.脾経
5.心経
6.小腸経
7.膀胱経
8.腎経
9.心包経
10.三焦経
11.胆経
12.肝経
13.督脈
14.任脈
筋肉
人間の筋肉は主に3種類あります。
1心筋
2平滑筋
3骨格筋
神経
神経は大きく分けて中枢神経と末梢神経に分けられる。
中枢神経は脳
末梢神経は脳脊髄神経,自律神経に分けられる。
脳脊髄神経は脳神経と脊髄神経に分かれる(主に骨格筋をコントロールする)
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる(主に内臓をコントロールする)
人間の体は以上のような神経系によってコントロールされています。
脳内部の解剖は鍼灸治療としては適応外ですので割愛させていただきます。
このホームページでは脳神経、脊髄神経、自律神経に焦点を当てて解説していきたいと思っています。