こんな病気は治りますか?
こんな症状は治りますか?とかこんな病気は治しますか?とかの質問が良くあります。
鍼灸治療の適症の問題と重なりますので良く説明します。
鍼灸治療は鍼を打って血流を改善して体調を改善しますので基本的にはどんな疾患にも効果はあります。
しかし、絶対に鍼治療が向かない症状があります。
おおまかに4つあります。
1.西洋医学で手術しないと治らないと言われている疾患。
例えば股関節や膝の骨が変形して手術しか方法がない場合。
たまに手術は絶対に嫌だから鍼で何とかなりませんか?と問い合わせがありますが鍼では無くなった骨や軟骨は再生しませんので丁重にお断りいたします。
2.ウイルスや細菌感染の場合。
30年以上臨床をしていますがさすがに今まで鍼で治してくださいと言われたことはありません。
しかし、今は分かりませんが関西地方では風邪で鍼治療に行くといった風習があったそうです。
たしかに鍼で免疫力は上がるかと思いますが、病院に行ったほうが良いと思います。
3.癌などの内臓疾患で手術しか手がない場合。
癌などを治すと標榜している術者や宗教があるのは知っています。
しかし細胞が変化してしまっている場合は鍼は無効だと思います。
心の隙間を狙って勧誘してくる人がいますので注意が必要です。
ただし、もう手術が出来ない場合で痛みの緩和ケアには鍼治療は効果はありますので選択肢の一つに入れても良いかもしれません。
4.遺伝子が関わる疾患、先天性疾患
筋ジストロフィーや血友病、筋委縮症などですが、これも癌同様に痛みのケアには効果があります。
以上の4つ以外でしたらどんな疾患にも効果はあります。
ただし、年齢、性別、重症度、患者さんの体質によりどれくらいの効果があるのかは個人差があります。
