孔最
取穴方法 | 尺沢から9センチ下 肘のくぼみから腕橈骨筋(肘を直角に曲げて手首を曲げると前腕の外側に隆起する筋)の小指側の縁に沿って約三横指下の斜めに橈側に向かって走る円回内筋の上に当たる |
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主治 | 呼吸系疾患(胸膜炎、肺炎、気管支炎などの咳、痰、喘息、喀血、のどの痛み、のどの腫れ) 肘関節の痛み 肘あるいは前腕が冷え、伸ばしたり、曲げたりするときに痛む場合 頭痛 痔疾 |
穴名由来 | 孔は穴のことである。 そこを押すとくぼんで穴のような状態になるという意味 腕橈骨筋と橈側手根屈筋の間の筋肉の隙間にあたる。 最は重要な意味をもつ ”もっとも” とういふうに使う。 ”もっとも”は転じて集まるという意味がある。 |
解剖 | 筋肉 腕橈骨筋 運動神経 橈骨神経 知覚神経 外側前腕皮神経 動脈 橈骨動脈 |