膏肓
取穴法 | 第4、第5胸椎の間から外方3寸、厥陰兪の外方1寸5分に取穴 附分から膈関までの6穴は肩甲骨の内縁に沿って覆われている場合が多く、肩甲骨を開くようにしないと取穴できない。 |
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主治 | 古典 肩から背中の痛み、肘から前腕が痙攣して痛んだり、胸の痛み、胸苦しさ、動悸、息切れ 現代 狭心症による胸の痛み、動脈硬化のよる様々な症状、よく血の巡りが悪いというが、それは血液循環の中枢である心臓にいろいろな障害があるからである。冷え性なども心臓の機能が回復して血液循環が回復するとよくなる。 循環器疾患でも呼吸器疾患でも膏肓には非常に強いコリが出てくる。 |
穴名由来 | 膏は不治の病 肓はツボなので難病を治すツボという意味 |
解剖 | 筋肉 僧帽筋 菱形筋 運動神経 副神経 頚神経叢筋枝 肩甲背神経 知覚神経 胸神経後肢 動脈 頚横動脈 |